みえの感染症ガイドブック
後天性免疫不全症候群:5類感染症:全数把握疾患
(Acquired immune deficiency syndrome)
病原体  ヒト免疫不全ウイルス(Human immunodeficiency virus;HIV)
 (レトロウイルス科レンチウイルス属)
好発年齢  成人
分布  世界的に分布
性差  男性に多い
好発時期  通年
県内及び国内における発生状況
 ※診断週による集計

2017年の都道府県別届出状況(最新週報:今週届出数と本年届出数累計)

 県内の患者数(AIDS患者数及び無症状感染者数)はやや増加傾向がみられる(県内最新情報)。全国でも増加傾向が顕著にみられるようになり、特に日本国籍の男性の同性間性的接触による感染の増加が 目立ち、10〜20代の増加も懸念される。

感染経路 ○性行為感染
○汚染された血液及び血液製剤による暴露
○母子感染
潜伏期間  急性感染期まで2〜4週間だが、急性感染期がない場合もある。
感染期間  一般的には終生
症状 ○急性感染期: 感染後、2〜4週で発熱、リンパ腺腫大、咽頭炎、皮疹、筋肉痛、関節痛など。通常、1〜2週間で軽快。

○無症候期: 臨床的にはリンパ腺腫大の持続(認められない場合も多い)以外の自覚症状や他覚所見はみられない。

○症候期: 口腔カンジダ症、繰り返す帯状疱疹、特発性血小板減少症などがAIDS発病前にみられることもある。AIDS指標疾患の出現。
※AIDS指標疾患:サーベイランスのためのAIDS診断基準における特徴的症状に該当する疾患(カリニ肺炎、カンジダ症、サイトメガロウイルス感染症、活動性結核、非定型抗酸菌感染症ほか)

感染予防
感染管理
○感染者へ病気を告知することと、感染者自身が自分の病気のことをよく理解することが2次感染の防止に必須である。

詳細情報  国立感染症情報センター:感染症の話へ

一覧表に戻る