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インフルエンザが流行しています 

2009/10年は、インフルエンザ(H1N1)2009(以下、AH1pdm)の世界的流行により、本県においても2009年6月以降に患者発生を認め、第34週に定点当たり週間患者数1人を超えると桑名保健所管内を中心に増加し、第44週をピーク(同46.1人)に2010年初めまでAH1pdmの単独流行の様相を呈し、第9週に同1人を下回りました。

2010/11年は、2011年第1週に定点当たり週間患者届出数1人を超え、第5週(同28.6人)をピークに一旦減少すると第8週に再び増加に転じ、第10週(同31.0人)に今季最大のピークを形成しました。第16週にも地域的な小流行がみられましたが、第20週に同1人を下回り、終息しました。病原体検出情報によると、シーズン当初はAH3亜型が先行し、続いてB型が検出されましたが、11月以降はAH1pdmが主流となり、1月下旬以降は再びB型、AH3亜型へと主流が入れ替わる混合流行の様相を呈しました。


2012年第19週(5月7日〜5月13日)現在定点当たり週間患者数0.8人(57人/72定点)と減少しました。( インフルエンザウイルス分離・検出情報、 定点における迅速診断キット測定状況

日頃から体調を整え、帰宅時には手洗い・うがいを励行し、外出時にはマスクを着用するほか、かかりつけの医師とよく相談の上ワクチン接種を受けるなど、予防に心がけましょう(予防方法)。

新型インフルエンザの流行や高病原性鳥インフルエンザの人への感染について、懸念されています。引き続き最新の情報をご利用ください。

★ 三重県における集団発生事例から分離されたAH3亜型インフルエンザウイルス

インフルエンザ予防のための情報提供について(注意喚起)(2012年1月24日発表)

三重県のインフルエンザ定点当たり患者届出数

[注]2004年及び2009年は各53週、それ以外の年は各52週のため後者は53週で断続

保健所別・週別の患者届出数を見る

地図による流行の推移を見る

都道府県別・今週の届出数/定点当たり届出数


全国のインフルエンザ定点当たり患者届出数

(2012年第18現在):2012年5月11日更新
 

インフルエンザ(Influenza)って、どんな病気?

1 インフルエンザとは…?

 一般に「かぜ」の症状は、くしゃみ、咳、のどの痛み、鼻水などが主で、年間通じて見られる疾患です。
 しかし「インフルエンザ」の症状は、最高39〜40℃の発熱に加え、筋肉や関節の痛み、倦怠感といった全身症状が強く、時に脳炎や肺炎を起こすなど重症化しやすい疾患で、普通の「かぜ」とは異なるという認識が必要です。

2 流行疫学

 インフルエンザの流行状況や規模はシーズンによって異なりますが、例年11月下旬〜12月に患者が発生し始め、1月に入りその数が急増すると2月前後でピークとなり、4月には終息していくパターンです。短期間に爆発的な流行を引き起こすのがインフルエンザの特徴といえます。
 インフルエンザウイルスはA、B、C型に分類されますが、ウイルス表面の抗原性(HA、NA)の違いにより、A型はさらにH1N1(ソ連型、AH1N1pdm09)、H3N2(香港型)といった亜型に分けられます。同一の亜型内であっても、HAとNAのわずかな変化が免疫に影響するため、一度インフルエンザウイルスの感染を受けて免疫ができても、シーズン毎あるいは同一シーズン中に流行株が変われば、再感染することになります。


3 予防と発生時の対策

・人混みを避けること。
・外出時のマスク着用と、帰宅時の手洗い、うがいの励行。
・十分な栄養、睡眠を取り、日頃から体調を整えること。
・特に、罹患者がいる場合には室内の換気を行い、湿度を50〜60%に保つこと。


(引用・参考文献)

感染症予防必携,日本公衆衛生協会

インフルエンザのすべて−その臨床の最前線−,岡部信彦,新興医学出版社

インフルエンザとかぜ症候群,加地正郎,南山堂

過去8シーズンまとめ

医師からの都道府県知事等への届出のための基準

全国感染症発生動向調査週報(IDWR),感染症の話(2001年第44週報),国立感染症研究所感染症情報センター