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インフルエンザ 


2016/2017シーズン 三重県の2016年第47週(11月21日〜11月27日)現在の定点当たり週間患者数は0.8人(54人/72定点)となっています。

インフルエンザウイルス分離・検出情報

定点における迅速診断キット測定状況

入院サーベイランスによる基幹定点入院患者数

 

本格的な流行を控え、日頃から体調を整えておくことが大切です。咳エチケットのほか、かかりつけの医師と相談の上、ワクチン接種を受けるなど、予防を心がけましょう(予防方法)。

新型インフルエンザの流行や高病原性鳥インフルエンザの人への感染について、懸念されています。引き続き最新の情報をご利用ください。


[注]2009、2015年は各53週、それ以外の年は各52週のため後者は53週で断続

保健所別・週別の患者届出数を見る

地図による流行の推移を見る

都道府県別・今週の届出数/定点当たり届出数




インフルエンザ(Influenza)って、どんな病気?

1 インフルエンザとは…?

 一般に「かぜ」の症状は、くしゃみ、咳、のどの痛み、鼻水などが主で、年間通じて見られる疾患です。
 しかし「インフルエンザ」の症状は、最高39〜40℃の発熱に加え、筋肉や関節の痛み、倦怠感といった全身症状が強く、時に脳炎や肺炎を起こすなど重症化しやすい疾患で、普通の「かぜ」とは異なるという認識が必要です。

2 流行疫学

 インフルエンザの流行状況や規模はシーズンによって異なりますが、例年11月下旬〜12月に患者が発生し始め、1月に入りその数が急増すると2月前後でピークとなり、4月には終息していくパターンです。短期間に爆発的な流行を引き起こすのがインフルエンザの特徴といえます。
 インフルエンザウイルスはA、B、C型に分類されますが、ウイルス表面の抗原性(HA、NA)の違いにより、A型はさらにH1N1(ソ連型、AH1N1pdm09)、H3N2(香港型)といった亜型に分けられます。同一の亜型内であっても、HAとNAのわずかな変化が免疫に影響するため、一度インフルエンザウイルスの感染を受けて免疫ができても、シーズン毎あるいは同一シーズン中に流行株が変われば、再感染することになります。


3 予防と発生時の対策

・人混みを避けること。
・外出時のマスク着用と、帰宅時の手洗い、うがいの励行。
・十分な栄養、睡眠を取り、日頃から体調を整えること。
・特に、罹患者がいる場合には室内の換気を行い、湿度を50〜60%に保つこと。

(引用・参考文献)

感染症予防必携,日本公衆衛生協会

インフルエンザのすべて−その臨床の最前線−,岡部信彦,新興医学出版社

インフルエンザとかぜ症候群,加地正郎,南山堂


過去のシーズン状況

2012/13シーズン(2012年9月3日〜2013年9月1日)の流行は例年より小さい規模で経過しました。
 流行開始の目安とされる定点・週当たり患者届出数1人を超えたのは2012年第50週で、2013年に入ると急増し、第5週(同28.5人)にピークとなりました。病原体検出情報によると、AH3亜型が最も多く(49例)、次いでB型(32例)で、AH1pdm09も少数ながら(4例)分離され、迅速診断キット測定状況と併せると、AH3型からB型へと主流が入れ替わる混合流行の様相がうかがわれました。
 
2013/14シーズン(2013年9月2日〜2014年8月31日)の流行開始の目安とされる定点・週当たり患者届出数1人を超えたのは2013 年第52週で、2014年に入ると急増し、第5週(同36.0人)に警報開始基準を超えると、5週にわたり同程度の高い水準が続き、昨シーズンの流行規模を上回りました。病原体検出情報によると、AH1pdm09が最も多く(41例)、次いでB型(29例)、AH3亜型(26例)が分離され、同一人からAH3型とB型が分離される例もあり、混合流行の様相がうかがわれました。


過去8シーズンまとめ

医師からの都道府県知事等への届出のための基準

全国感染症発生動向調査週報(IDWR),感染症の話(2001年第44週報),国立感染症研究所感染症情報センター