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RSウイルス感染症

 RSウイルス感染症は冬季に多い病気で、年齢を問わず感染します。軽いかぜ様症状から細気管支炎や肺炎に至るまで様々な症状を呈しますが、特に3歳以下の乳幼児では重症化することがあるので注意を要します。
 例年12月をピークに11月〜1月にかけて流行しますが、夏季にも患者発生がみられ、近年は流行の立ち上がりの早いことが指摘されています。

 三重県の2016年20週(5月16日〜5月22日)は、
定点当たり週間患者数は0.2人(7人/45定点)となっています。以下のことに留意し感染予防に努めましょう。

この疾患は、感染者の咳などによる飛沫や、呼吸器からの分泌物に汚染された手や物を介して経口的に人にうつります。手洗いを励行し、日常的に清潔を保つように心がけましょう。

RSウイルス感染症に関するQ&A(厚生労働省)


三重県のRSウイルス感染症定点当たり患者届出数


保健所別・週別の患者届出数を見る

地図による流行の推移を見る

都道府県別・今週の届出数/定点当たり届出数


全国のRSウイルス感染症患者届出数

IDWR-全国感染症発生動向調査週報より

RSウイルス感染症(Respiratory syncytial virus)って、どんな病気?

1 RSウイルス感染症とは…?

 RSウイルス感染症は年齢を問わず、生涯にわたって罹患するもので、軽いかぜ様症状から重症な細気管支炎や肺炎などの下気道疾患に至るまで様々な症状を呈します。特に、乳幼児期において重要な疾患で、初感染の1/3が下気道疾患を起こすことが報告され、1歳以下では中耳炎の合併がよくみられます。乳児の約70%が1歳までに罹患し、3歳までにすべての小児が抗体を獲得するといわれています。

2 流行疫学

 毎年特に都市部において流行を繰り返し、わが国においては11月〜1月にかけて、12月をピークとする流行がみられます。小児の細気管支炎や肺炎などによる入院数の増加のほとんどは本疾患の活動性と一致すると考えられています。また、ほとんどの場合、インフルエンザと流行のピークは一致しないとされています。
 

3 予防方法

 主な感染経路は、大きな呼吸器の飛沫と、呼吸器の分泌物に汚染された手指や物品を介した接触です。家族内感染が起こりやすく、軽症のかぜ様症状を呈する学童から家族内に持ち込まれることが多いため、乳幼児とより年長の小児のいる家族では特に注意が必要です。手洗いなど日常的に清潔を保つように心がけましょう。

 

引用(参考)文献

全国感染症発生動向調査週報(IDWR),感染症の話(2004年第22週号),国立感染症研究所感染症情報センター

医師からの都道府県知事等への届出のための基準