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                            水 痘

 水痘は、例年11月から増加し始め、1〜2月にやや減少し、3〜5月に再び増加した後、8〜10月に減少する流行状況を呈し、年間を通じて患者の発生が見られます。
 
 2018年第9週(2月26日〜3月4日)現在、定点当たり週間患者数0.2人(10人/45定点)と例年に比べ低い水準で推移していますが、引き続き以下のことに注意し、感染を予防しましょう

水痘は気道を介して飛沫感染するか、水疱や粘膜の排出物から接触感染することにより人から人へ伝染します。本疾患を予防するにはワクチン接種が最も効果的ですが、患者との接触を避けることも重要といわれています。

保健所管内別・週別の患者届出数を見る

地図による流行の推移を見る


学校等欠席者システムによる保健所管内別欠席者報告数

国立感染症研究所感染症疫学センター
全国の水痘定点当たり患者届出数(最新情報)
国立感染症研究所のホームページより


都道府県別・今週の届出数/定点当たり届出数




水痘(Chicken pox)って、どんな病気?

1 水痘とは…?

 水痘(みずぼうそう)は水痘帯状疱疹ウイルス(varicella zonster virus;VZV)の感染によっておこる発熱と発疹を主症状とする急性の伝染性疾患です。乳幼児、学童いずれの年齢でも罹患し、感染すると2〜3週間の潜伏期を経て発症します。発疹は、全身性で掻痒感を伴い、紅斑、丘疹を経て急速に水疱を形成し、3〜4日で痂皮の各段階の発疹が同時に混在することが特徴です。臨床経過は一般的に軽症で、倦怠感、掻痒感、2〜3日の38℃前後の発熱にとどまることが大半ですが、成人はより重症になり合併症の頻度も高くなります。水痘帯状疱疹ウイルスは、一度感染すると終生、知覚神経節に潜伏するため、免疫機能の低下によりウイルスが再活性化し、帯状疱疹として再発することがあります。

2 流行疫学と予防

 水痘帯状疱疹ウイルスは世界中に分布し、我が国では、例年冬から春にかけて流行しますが、年間を通じて患者の発生がみられます。水痘は最も伝染しやすい感染症の一つで、気道を介して飛沫感染するか、水疱や粘膜の排出物から接触感染することにより、人から人へ伝染します。水痘帯状疱疹ウイルスの感受性宿主は人のみであり、本疾患の予防は、感染源との接触を避けるともにワクチンの接種をおこなうことで予防できます。

 

引用(参考)文献

NIID 国立感染症研究所 IDWR感染症の話

医師からの都道府県知事等への届出のための基準