保健所管内別 最近10開校(園)日のマイコプラズマ肺炎欠席者数
(在籍者数1,000人あたり)
桑名 | 四日市市 | 鈴鹿 | 津 | 松阪 | 伊勢 | 伊賀 | 尾鷲 | 熊野 | |
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2025-04-18 | 0.06 | 0.04 | 0.17 | 0.21 | |||||
2025-04-21 | 0.14 | ||||||||
2025-04-22 | 0.08 | 0.05 | 0.13 | ||||||
2025-04-23 | 0.13 | ||||||||
2025-04-24 | 0.07 | 0.06 | 0.15 | ||||||
2025-04-25 | 0.06 | 0.08 | 0.07 | ||||||
2025-04-28 | 0.07 | 0.16 | |||||||
2025-04-30 | 0.11 | 0.05 | 0.51 | 1.04 | |||||
2025-05-01 | 0.11 | 0.11 | 0.07 | 0.50 | 0.75 | ||||
2025-05-02 | 0.11 | 0.03 | 0.07 | 0.09 | 0.07 | 1.04 | 0.57 |
1 マイコプラズマ肺炎とは・・・?
肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)の感染により異型肺炎の症状を呈する疾患で、幼少児から青年期に多くみられます。潜伏期間は2~3週間で、発症は全身倦怠感、発熱(39℃以上が多い)、頭痛、咳で始まります。咳は次第に激しさを増し、小児では喘鳴を認めることが少なくありません。他に中耳炎や発疹、ときには髄膜炎、脳炎、心筋炎、肝炎を起こすなど症状は多彩ですが、一般に、細菌性の典型的な肺炎に比べると重症度は低いとされています。
2 流行疫学
世界的に散発ないし流行が見られる疾患で、従来4年毎の周期で発生が増減しており、最近では1984年、1988年に大きな流行がみられました。ヒトからヒトへの鼻咽頭分泌液の飛沫感染により伝播し、家族内感染もしばしばみられます。年齢により症状の重さも異なりますが、肺炎は感染者の3~30%に発症するとされています。
3 予防と発生時の対策
流行時には手洗い、うがいを励行し、室内の換気をよくする必要があります。患者の感染力は発症から10日前後(症状持続の例でも6週間程度)で消失しますが、この間は濃厚な接触をなるべく避けるようにしましょう。
マイコプラズマ肺炎(JIHS感染症情報提供サイト)
医師からの都道府県知事等への届出のための基準