最新週報:2025年第51週 12月15日~12月21日
定点当たり患者届出数が1以上の疾患は
インフルエンザ(33.84人/定点↓)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(1.61人/定点↓)、感染性胃腸炎(2.95人/定点↑)、RSウイルス感染症(1.07人/定点↑)、マイコプラズマ肺炎(1.34人/定点↑)の5疾患でした。
[↓:先週より減少、→:横ばい(先週比1.00)、↑:先週より増加]
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<三重県感染症情報2025年第51週の解説>
全数報告では百日咳が報告されています。例年に比して報告数の多い状況が続いていますので引き続き注意が必要です。定点報告ではインフルエンザが4週連続で減少(定点当たり33.84)しています。一方、インフルエンザBの報告が、迅速検査陽性率で約4%と少ないものの増加傾向であり、今後さらに増加することが予想されます。発症前のワクチン接種による予防策をご検討ください。
(三重大学大学院医学系研究科 公衆衛生・産業医学・実地疫学分野)