麻しん(はしか)

麻しんは麻しんウイルスによる感染症で、感染力が強く、空気感染、飛沫感染、接触感染などの感染経路で感染が広がります。空気感染は手洗い、マスクで予防することができず、ワクチン接種により免疫を獲得することが重要です。日本は WHO より麻しん排除状態であると認定されておりますが、 2016年関西国際空港内事業所で集団感染事例、2018 年沖縄県を旅行中の海外からの旅行者を感染源とする事例2018年沖縄県を旅行中の海外からの旅行者を感染源とする事例が報告されており、今後も流行が懸念されますので、予防接種を受けていない方は注意が必要です。全国の発生状況(国立感染症研究所)詳しくは「麻しんについて」(厚生労働省)をご覧ください。

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三重県の発生状況
図1 . 性別患者数
図 2. 病型別患者数
図 3. 2019 年患者発生状況
図 4. 患者発生数の推移
図 5. 男性の年齢階級別ワクチン接種状況
図 6. 女性の年齢階級別ワクチン接種状況
図 7. 年齢階級別病型(2008-2018)
図 8. 年齢階級別病型(2019)
表1. 保健所管内別患者数
桑名 四日市市 鈴鹿 松阪 伊勢 伊賀 尾鷲 熊野 全国計
2008 3 9 12 14 2 1 2 0 0 43
2009 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2
2010 0 1 1 3 0 1 1 0 0 7
2011 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2
2012 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
2013 1 0 0 1 1 0 2 0 0 5
2014 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
2016 0 4 0 1 0 0 1 0 0 6
2017 0 0 0 1 14 7 0 0 0 22
2018 0 1 2 0 0 0 0 0 0 3
2019 5 3 10 23 1 7 4 2 0 55
表2. 年齡階級別患者数(男性)
0-9 10-19 20-29 30-39 40-49 50-59 60-69 70-80 >80 総計
2008 1 16 7 1 25
2010 1 2 3
2011 1 1
2012 1 1
2013 2 1 3
2014 1 1
2016 1 1
2017 2 4 6 2 14
2018 1 1
2019 2 19 5 1 4 31
表3. 年齡階級別患者数(女性)
0-9 10-19 20-29 30-39 40-49 50-59 60-69 70-80 >80 総計
2008 3 6 7 2 18
2009 1 1 2
2010 2 1 1 4
2011 1 1
2013 1 1 2
2016 1 4 5
2017 1 2 4 1 8
2018 2 2
2019 1 9 8 5 1 24